永代供養ってなに?メリット・デメリットを分かりやすく供養のプロが解説!

供養のこと

~この記事で解決できる疑問~

  • 「永代供養」ってなに?
  • メリットはあるの?
  • デメリットは?

皆さんは「永代供養」って言葉聞いたことがありますか?聞いたことあるけど意味はよくわからない。。という方も多いと思います。本記事では簡単にわかりやすく「永代供養」について解説していきます!

こんにちは!終活カウンセラー、お墓ディレクターの資格を保有しており、供養に関することの仕事を10年間してるミミ子と申します。近年よく耳にする「永代供養」について説明していきます!

そもそも「永代供養」ってなに?   

永代供養は簡単に言うと自分や親族の代わりに墓地の管理者(霊園やお寺)が永代にわたってお墓参りや供養をしてくれるとういう仕組みです。

今まで永代供養と聞くと身寄りがない方、後継者がいない方が基本でした。

しかし、現在では核家族化が進み子供が近くにいない方や、子供に迷惑をかけたくないという考えの方も永代供養を選択することが増えてきています。

現在の永代供養は個別タイプや合祀タイプ等、数種類あるので費用やプランをしっかり確認して決める必要があります。

永代供養の「メリット」

後継ぎがいらない

合同タイプの場合は個人で管理する必要もありませんし、年間でかかる諸費用もありません。供養も管理者側でやってくれるので後継ぎの方がいなくても安心です。

ただし永代といっても永遠ではなく17回忌、33回忌など墓地によって決まりや、選べるプランが存在しますので確認が必要です。

費用を抑えられる

永代供養の多くは合同タイプが多いので、墓石代がかからない場合が多いです。

お住いの地域で変動しますが、一般的なお墓の場合は100~200万円程度かかることが多いのに比べ合同タイプの場合は20万円~50万円程度が多いです。

※個別タイプを選ぶと100万円を超えることもありますので注意が必要です。

いつでも申し込みができる

自分が元気なうちから親族に相談して、永代供養を生前から選択することができます。

行く先が決まっていると自分も残された方も安心ですし、エンディングノートに書いておくとより良いかもしれませんね。

生前申し込みを受け付けてない墓地も稀にありますので管理者に確認しておくのをおすすめします。

永代供養の「デメリット」

一定の期間を過ぎると合祀される

合祀とは他の方のお骨と一緒に入る意味合いになります。

個別タイプであってもプラン内容によって何年か経つと合同タイプのお墓に入ることになるのがほとんどです。

他の方のお骨と混じってしまい、後々改葬やお骨を取り出すことができなくなります。永代供養のプラン内容をしっかりと確認してください。

個別のお参りができない場合が多い

合同タイプの場合はお線香をあげる場所や献花する場所も共有で使用しなければなりません

個人のお墓と違いゆっくりとお墓参りもしずらく、お供え物も置けないケースがほとんどです。後継やご家族がいる方の場合は残された人が寂しいと感じるかもしれません。

親族が納得しない

自分は手間がかからない、後に迷惑かけることもないという気持ちから永代供養を選択しても親族が納得せずに揉めることがあります。

お墓参りをちゃんとしたいという気持ちや、将来的に自分の近くにお骨をもって来たかったなど合祀されてしまうとどうしようもなくなってしまうので、しっかりと相談しましょう。

まとめ

永代供養とは管理者が永代にわたって供養・管理してくれる仕組み

メリット3つ【後継不要・費用が安い・いつでも申し込みOK】

デメリット3つ【合祀される・個別お参りができない・親族と揉める】

永代供養について簡単にまとめてみました。

現在ではいろいろな永代供養のタイプがありますので一概に当てはまるわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください!

どんな供養を選ぶのかは自分一人ではなく親族の方としっかり相談してくださいね!

最後までご覧頂きありがとうございました!

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